禁煙外来
喫煙はただの嗜好ではなく、たばこに含まれるニコチンによるニコチン依存症という病気です。病気に対して治療を行うという考えのもと、外来で禁煙治療を行う禁煙外来を行っています。医師の指導のもと治療が行えるため、自分ひとりで禁煙を行うより成功しやすいといわれています。では、禁煙外来ではどのような治療が行われるのでしょうか?
禁煙治療が開始されると、ニコチン依存度等のたばこによる身体への影響を調べた上で、治療計画が決められます。
1.ニコチン依存度の判定
問診等を行い、ニコチンへの依存度を調べます。施設によっては尿検査を行い、ニコチン代謝物の量を計測します。
2.呼気一酸化炭素濃度測定
息がどの程度たばこで汚れているか調べます。
3.ニコチン依存度に合わせた禁煙補助薬の処方
貼り薬や飲み薬を使用します。
4.禁煙に対するアドバイス
医師や看護師から禁煙を成功できるように離脱症状に対応するための生活の仕方やストレスの解消法のアドバイスを受けたり、不安な気持ちなどを相談できます。
止めたいのに止められない喫煙は、もはや嗜好ではなく病気です。医師の指導のもと、禁煙補助薬を上手に使用して治療を受け、禁煙を成功させましょう。まずは、ご相談ください。